【中国茶会 お茶を巡る旅 開催のお知らせ】


 

 

「中国茶会 お茶を巡る旅 Vol.21 マレーシア7日間」 *9/13更新
 10月9日(水)〜10月15日(火)6泊7日

 中国茶會 お茶を巡る旅 二十一回目
 マレーシア キャメロンハイランドの
 標高1800メートルの紅茶ファクトリーから
 世界遺産 海峡植民地都市マラッカまでを巡る旅です。

 紅茶の歴史は、十六世紀、中国福建省がはじまりです。
 後にイギリス人のインド、スリランカ、
 マレーシアなどへの入植により、世界中に広がります。
 高原地帯のプランテーションを見学し、
 アフタヌーンティーも楽しみます。

 マラッカは東洋の中に西洋をはらんだ都市。
 マレーシアのはじまった場所でもあります。
 十六世紀頃より、中国福建省などから移住した
 初期華僑がマレー人との混血により、
 プラナカンと呼ばれるようになりました。

 熱帯の鮮やかさ、中華とマレーに
 東インド会社などから来た西洋の影響が合わさった様子は、
 建築、食、衣服、習慣など非常に興味深いものです。

 お茶と歴史の旅
 海上モスクを望む茶会など
 非常にロマンチックな内容になっています。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。


    

    

 *「中国茶会 お茶を巡る旅 Vol.21 マレーシア7日間」
  詳細は下記より、PDFでご覧いただけます。
  

 *お問い合わせ先 muchakucha@nifty.com (無茶空茶)






 【九月のご挨拶】

 仲秋の月がそろそろ見られる頃
 今年の秋は、にわかに降る大雨や雷も連れ、
 まだまだ暑い日差しの中を歩んでいます。
 いちじくや梨、葡萄、栗など秋の果実が出回りはじめて、
 そこを見ると実りの秋の最中を実感します。

 仲秋節には月餅が欠かせませんが、
 日持ちするお菓子であるという事と、
 一つを切り分けて分かち合って食べるという事が特徴です。
 かつては各家庭で作ったものですから、
 皮や餡のバリエーションもさまざまで
 家庭の風味に地方色が多種多様に合わさったお菓子でした。

 北方では、五仁と言って、松の実、南瓜の種、胡桃、
 ひまわりの種などナッツをさまざまに組み合わせた
 餡が有名で、他には棗餡、さんざし餡、小豆餡など。

 蘇州地方では、皮を白く何層にも重ねたパイ生地のように作り、
 中身は薔薇の花をすりつぶしたりします。

 雲南省では名産の雲南火腿や肉の脂身を入れた月餅。
 広東省では蓮の実に家鴨の塩漬け卵を入れて
 ねっとりした口溶けに留意して仕上げます。

 他にも胡麻餡や野菜や梅干しを入れたものもあり、
 最近は餅米の皮を使った柔らかいお餅のような月餅も。
 和菓子に通じる味わいの小豆月餅などは
 日本でも人気がありますが、見ていると
 甘辛ミックスの地方色豊かな月餅は好みが分かれるところです。

 月餅に合うお茶はたくさんあって、
 濃厚な風味を味わうにはお茶は欠かせません。

 渋みが効いた鉄観音、深く濃厚な熟成したプーアール茶、
 爽やかな凍頂烏龍茶、口当たりも秋を感じる
 菊花茶や桂花茶などが月餅に合うように感じ、
 何故か紅茶はお菓子の伝統的な風味と合わないように思い
 わたし自身は余り合わせませんが、
 みなさんは月餅を食べるならどんなお茶が良いでしょうね。

 月を見上げながら、好きな組み合わせを
 探してみるのも楽しい事ですね。

 二〇二四年 仲秋
 中国茶会 無茶空茶
 黄 安希 拝






     

     

    





 【中国茶会 無茶空茶 九月の行事】


「和の花と中国茶」
 9月25日(水) 14:15〜、18:00〜 [要予約]

 無茶空茶教室内において
 季節のお花のお稽古を月一回行っております。
 月毎に花の名前、種類、取り合わせ方、
 花とお茶の関係性なども学びながら、
 身近に花がある暮らしが自然となります。

 季節の行事に合わせて、
 お正月の門松作り、お水取りの紙椿の糊こぼし作り、
 茶道具削り、茅の輪作り、重陽の被せ綿、
 クリスマスリース作りなど、
 多岐にわたる花工作も行っております。
 花器をかえて、二杯分いけていただいたのち、お持ち帰りいただきます

 持ち物は、鋏をお持ちなら鋏のみ。あとは何も必要ありません
 鋏をお持ちでない方はご用意があります
 中国茶をお出しいたします
 お茶と花の時間、ご参加をお待ち申し上げます

 毎月最終水曜日
 〈1〉14時15分から
 〈2〉18時から

 受講費 各回 9,000円。
 *教室にお入りになる際は靴下着用をお願いいたします。

 *予約方法 メールにて承ります。受付は開催日前日の正午まで。
  無茶空茶からの返信をもって予約完了となります。
  予約先 muchakucha@nifty.com (無茶空茶)

 講師 朝倉 啓
 1985年に大阪府で生まれる。父親の生花店を継ぎ、
 現在は日本料理店や茶会を中心に、床の間や店内のしつらえを担当し、
 日本の四季や節句を大切にした作品がプロから高い支持を得ている。

 





「太極拳と朝のお茶」

 9月29日(日) 毎月第四日曜 朝8:15〜10:30ごろ [要予約]

 無茶空茶、三晃ビル屋上テラスにて開催しております。
 朝茶。
 太極拳。
 中国の朝御飯を整えて、お待ちしております。

 清々しい朝の空気を吸い込んで、気を巡らせましょう。
 太極拳は、目一杯まで力を込めず、いかに深くゆっくりと呼吸をし、
 一歩手前で力を緩めるか、に留意するため、
 頑張りすぎない事を学びます。
 頑張らないことにより、余力を次のアクションに転回し、
 体内のエネルギーを隅々まで行き渡らせるのだそうです。
 お子様のご参加も歓迎します。
 初心者の方対象です。

 受講費 4,000円。
 *当日朝8:00に三晃ビルの裏口にて集合、時間厳守でお願いします。
 *当日はウッドデッキにて太極拳を行います。室内履きをご用意ください。
 *朝食時、教室にお入りになる際は靴下着用をお願いいたします。
 *日差しが強くなる時期です。上履き、羽織など各自ご用意ください。

 
 *予約方法 メールにて承ります。受付は開催日 前々日の正午まで。
  無茶空茶 太極拳からの返信をもって予約完了となります。
  予約先 suuhaa.taichi@gmail.com (無茶空茶 太極拳)
 *キャンセル料について 開催日前々日までのキャンセルは50%、
  前日&当日のキャンセルは100%、受講費が発生いたします。

 *写真は2023年10月の様子です

     






 【中国茶会 無茶空茶 茶会の記録】 *2023年11月8日更新

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 【茶会 アーカイブ一覧】
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 無鄰菴茶会 第二回「大重陽、小仲秋」
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